【第1回 いかに生きるか!】well-beingの薦め


私は美園ファーマーズ倶楽部(MFC)で代表(チーフ・ハピネス・オフィサー)を務めています。今週のコラムは全4回でMFCの事業コンセプトでもある「農業×well being」というテーマでお届けします。

人生100年時代の到来


人生100年時代を迎え、VUCA*の時代 に更に新型コロナウイルス感染拡大も加わり私たちはどのように生きていけば良いのでしょうか。まさに先が見えない状況を迎えています。そんな時だからこそ幸福感を高めて人生を豊かなものにしていきたいと考えます。これは、ある調査機関 による世界150カ国を対象とした、⽂化や国⺠性を超えて⼈⽣を価値あるものにする共通の5つの要素があります。

(1)仕事に情熱を持って取り組んでいる

(2)良い⼈間関係を築いている 

(3)経済的に安定している 

(4)⼼⾝ともに健康で活き活きしている 

(5)地域社会に貢献している

MFCが大切にしていること


美園ファーマーズ倶楽部では、上記の5つをベースとして、農業を起点に大切にしたい3つのことを掲げています。
1つ目はつながりを大切にする。人と人のつながりを高め、喜びや感謝の気持ちをもつことによって幸せを感じる。

2つ目はやりたいことに取り組む。働くことや活動、生きることを通じて充実感を味わうことです。

3つ目は心と身体と資産の健康を保つことです。生涯を少しでも長く働きながら元気にいることです。

上記の3つを掲げ、週末デュアルライフを目指して、つながりの場を創造していきます。
次回は「農業体験と人の繋がり」をテーマにお話します。



注釈

VUCA(ブーカ)とは現代の複雑化する風潮を表した言葉でVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字で表している。
*ギャラップ社(The Gallup Organization) 1935年に設⽴されたAmerican Institute of Public Opinionを前⾝とする調査・コンサルティング機関。世界150カ国にわたるグローバ ル調査を実施)参考︓『幸福の習慣』Tom Rath等著

MFCの他の取り組み