2021年7月23日(金)
ちょこっと農業体験(種まき〜収穫)@収穫回
こんにちは!美園ファーマーズ倶楽部のフーミンです♪
今回はちょこっと農業体験の種まき〜収穫までの3回体験の3日程目(収穫回)の体験イベント活動報告です!
畑もすっかり真夏の装いで、収穫どきを迎えています。水辺にもザリガニやゲンゴロウ、カエルなどがたくさんおり、賑やかな環境になっています。
さて、今回の収穫回、種まきしたのは3か月前でしたが、3回目を迎えるにあたり参加者との交流も深まり、単発の収穫体験とは違った「つながり」を深めることができたと感じています。
最初は恥ずかしがっていた子供も、回を重ねるごとに畑に来ることが楽しくなったようで、3回目を迎えた今日は収穫を楽しんでくれました!
行きつけの店のような感覚でしょうか?畑に来ればスタッフがいて、会話を一緒に楽しみ、いつの間にか自分の居場所ができ、ついつい足を運んでしまう。そんな「人とのつながりを得られる場所」としての畑も目指したいと考えています。
収穫回の今回は3か月前に種まき、苗植えした野菜たちの収穫です!と胸を張って言いたかったのですが、残念ながら生育が芳しくなく、収穫の一部はMFCが他に管理している農場で行いました。これも自然相手の農業の厳しい一面ですが、ともあれ収穫体験して頂くことができてホッとしました。
収穫いただいたのは・・
・トマト
・ナス、白ナス
・きゅうり
・ビーツ
・フェンネル
・コールラビ
・いんげん
・ズッキーニ
といった野菜達です。
ビーツやコールラビなどは珍しい野菜なのであまりスーパーで見かけないかもしれません。子供にとっても新鮮だったようで、興味津々で収穫を頑張ってくれました♪
野菜が畑の中でできている姿を見て、自分が実際に野菜を食べる時にタネから目が出て育って大きくなったんだなーと思ってもらえたり、大きく育つために人の手でお世話をしてすくすく育ったんだなーといったことまで想像を膨らませてもらえたりすると、単なる農作業の体験だけではなく、子供たちの「食育」につながるのではないかと考えています。
昨今は特に「フードロス」が大きな社会問題になっていますが、体験農業を通じて、「自分で野菜を作ってみる」ということを体験すると、味だけではない美味しさを感じたり、たとえ形や色が悪くても、美味しく食べれるものです。
このフードロス問題、農業においても大きな課題となっており、農作物のフードロスは主に「規格外野菜」と呼ばれる、大きさや形が売れる基準に満たさずに廃棄されてしまう野菜を指します。
この「規格外野菜」の廃棄ですが、日本における年間の農作物の生産量の20%にも上ると言われており、年間約200万トンほど発生していると言われています。そんな食品ロスの現状を考えても、自分で野菜を作って食べるという体験は、こうした食品ロスに対する意識を大きく変えてくれると考えています。
世界のフードロス問題の解決から見たら小さな行動かもしれませんが、一人一人の行動が変われば、その意識が少しずつ周囲にも波及していき、やがて大きなムーブメントになり、社会問題の解決につながると考えています。
さて、話が外れてしまいましたが、本日の収穫回ではたくさんの野菜を収穫頂き、それぞれの野菜の収穫方法や食べ方などのお話もさせて頂きました。収穫体験はおうちに帰って美味しく食べるまでが体験です!
真夏を感じる大変暑い1日でしたが、収穫の楽しさを味わって頂けて何よりです♪
種まきから収穫の体験を通じて、普段では得られない家族との時間や、自然とのふれあい、野菜の美味しさを感じて頂けたら私たちも嬉しく思います。ぜひまたいつでも畑に遊びにきてくださいね♪
というわけで、今回はちょこっと農業体験(種まき〜収穫)全3日程体験の3回目収穫回の活動報告でした!
最後までお読みくださりありがとうございました。
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