【イオンチアーズクラブ】コラボイベント第1弾~種まき・定植体験~

2021年7月16日(金)

【イオンチアーズクラブ】コラボイベント第1弾~種まき・定植体験~




こんにちは!美園ファーマーズ倶楽部のフーミンです♪
今回は7月11日(日)に開催した「イオンチアーズクラブ」さんとのコラボイベント活動報告です!


イオンチアーズクラブとは?



イオンチアーズクラブの今年のテーマは「植物と生き物」ということで、光栄にも美園ファーマーズ倶楽部(MFC)にて野菜の種まき&定植体験を提供させて頂くことになりました。


今回は総勢12名のチアーズクラブの皆さん(+コーディネーターの方々)に畑にお越し頂き、農業体験をして頂きました!




今回の体験内容



今回の体験では、実際の農作業体験と今年のチアーズクラブさんのテーマである「生物と植物」というテーマで、畑で講義(あおぞら教室!)と実際の野菜の苗植えや種まき体験をして頂きました。



実際の農作業体験では・・・
・きゅうりの苗植え
・オクラの苗植え
・いんげんの苗植え
・空芯菜の苗植え
・チンゲンサイの苗植え
・小松菜の苗植え
・パプリカの苗植え

と、計7種類の野菜の定植&種まき体験をして頂きました!



チアーズクラブさんのコンセプトは「環境に興味を持ち、考える力を育てるとともに、集団行動を通じて社会的なルールやマナーを学んでいくクラブ」ということもあり、当日は浦和美園駅から集まって公共交通機関(バス)を使って来てくれた子達もいました♪



自主性を重んじ、新しいことにチャレンジし続ける!まさに我々美園ファーマーズ倶楽部(MFC)のコンセプトとも通ずるところがありますね〜素晴らしい!




生物と植物のお話



農作業体験に入る前に、今回の体験テーマである生物と植物の話をさせて頂きました。今回お話した内容をざっくりまとめると・・・


●生物が畑や野菜に与える影響
 ・畑にくる生物は?(虫、小動物)
 ・畑にいる生物は?(土中の微生物)
 ・生物は畑に何をしてくれる?あるいは悪さしてしまう?

●農薬を使わずに野菜を作ること
 ・農薬が人体に与える影響とは?
 ・農薬が土壌や微生物に与える影響(生態系への影響)

●野菜を残さずに食べる意味
 ・フードロス問題ってなんだろう?

●今日畑で学んだことを日常生活で意識してみよう
 ・生き物と触れ合う時
 ・野菜を食べる時



といった内容を畑の講義としてお話させて頂きました。
MFCでは農薬を使わず有機栽培にて野菜を作っているため、そのあたりも絡めてお話をさせて頂きました。



チアーズクラブのみなさんも真剣に話を来てくださり、感謝感激です!泣
特にフードロス問題などは漠然と食べ物を残すのはもったいないよね。というニュアンスでしか浸透していない印象もありますが、実は地球温暖化に直結しているんですね。



食べ物の廃棄→焼却処理→CO2排出
というメカニズムによって。そうしたことを次世代を担う子供たちが自分ごと化して考えてくれるきっかけを作ることが、我々大人の責務であるとも思っています!



と、エラソーなことを言ってしまいましたが、まずは自分たちが実践してそれを発信する。それが一番大切なことと考えています。


まずは土おこし&畝作り



というわけで、私のエラソーな講義(笑)のあとは、本日のメインイベントである野菜の苗植え、種まきをする前の大事な作業である土おこし&畝作りをして頂きました!



土おこしや畝作りは初めてだった子供たちも多く、最初は苦戦していましたが、中にはおじいちゃんおばあちゃんのお手伝いでやったことがあるという子供たちもいて、初めての子たちに教えてあげる子もいました。





チームワークとはまさにこのことですね!
そして引率で来て頂いていたコーディネーター(大人)のみなさま、スタッフでは手が足りないところを子供達の目につかないタイミング(休憩中)に爆速でお手伝い頂き大変助かりました!!!笑



これもまさにチームワーク!改めて厚く御礼申し上げます!
というわけで畝作りは無事完了できました。


マルチシート張り



今回の体験ではこれが一番難しかったかもしれません。。。
このマルチシート張りは4人で一緒に作業をしなければならず、シートを抑える人、シートを引っ張る人、土を被せる人・・・といったように、その場で役割を決めて息を合わせて作業をしなければ、ピンと綺麗に張ることができません。



そしてこのシート張りはピンと張ることが重要で、ピンと張らないと風がシートに入り込んで捲れ上がってしまったり、シートの上に水溜りができてしまい、それが苗に流れ込むことで苗が水浸しになってしまうのです。



ですがそこは常にチームで活動されている皆さん。
素晴らしい飲み込みの早さと好奇心で、すぐに作業を理解してシート張りを楽しんでくれました♪




やっぱり、綺麗に張れると達成感がありますね!



そして、決められた作業をすることは大切ですが、その作業をする「意味」を理解し納得しながらやることはもっと大切です。このマルチシートは雑草が生えないようにするため、そして土の温度を一定に保ち、野菜の生育をサポートするために張るものです。



MFCの体験ではそうした「なぜこれをやるのか?」という動機の部分もしっかりと説明をすることで、体験される方が目の前の作業の「意味」を理解して頂けるように心がけています。

苗植え&種まき



さて、いよいよメインの苗植え&種まきです!
2ヶ月後の収穫体験の後に子供達は収穫野菜を販売することのことで品種を多めにしました!



土おこしからやってきただけあって、植える作業にも気持ちが入ります♪
子供たちが夢中になって植えている様子をみて、私たちもパワーや元気をもらっています。




苗植えのポイントは植える深さです。
そしてそれも100%の正解はありません、その土地の土壌環境や水捌けによって臨機応変にしなければなりません。今回の体験頂いた畑は水捌けがあまり良くない土壌ということもあり、苗は浅く植えて頂きました。



なぜ浅植えか?
水はけが悪い→水が根っこの部分に溜まりやすい→根っこが腐ったり、病気にかかりやすい。という理由から、この畑では浅植えをすることが野菜の生育につながります。自然を読み、土地の特徴を理解し、うまく共存していくことが美味しい野菜を作るポイントなのです!



本来は、苗植え後はたっぷり水をあげますが、この日の午後は大雨予報だったこともあり、水やりはパスしました。これも自然を読み、うまく利用する野菜作りの楽しみ方です。ドンピシャ、この後夕方前には豪雨が降ってくれました!笑



苗植えも全て終わり、子供たちの達成感溢れる笑顔を見て、ますます9月の収穫体験が楽しみになったところで今回のイベントは無事終了しました。参加してくださったチアーズクラブの皆様、コーディネーターとして引率してくださったイオンリテールの皆様、暑い中本当にありがとうございました!





9月の収穫体験でまた皆さんと笑顔でお会いできるよう、我々MFCは雑草と闘って野菜たちを守って参ります(笑)
それではまた9月の収穫イベントを楽しみにしています!



というわけで、今回はチアーズクラブさんとのコラボ農業体験イベントの活動報告でした!



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