2023年11月30日(木)
畑deアート・フェス『さあ、みんなでつながろう!2023』を開催しました
2023年11月3日、快晴となった文化の日に畑deアート・フェス『さあ、みんなでつながろう!2023』を開催しました。このイベントでは、ドット野菜アートの完成を祝うと共に、私たちの持続可能な食の未来と人々の絆を育むことをメインテーマに掲げて開催!
これは、3年に1度のトリエンナーレ「さいたま国際芸術祭」応援プロジェクトとしてコミュニティの絆を深め、子育て世代や家族に楽しい時間を提供する目的で行われ、この特別な日に参加したすべての人にとって確かな記憶に残る体験となりました。
開催概要
◆日時
2023年11月3日(金祝)文化の日 10時~15時
◆場所
美園ファーマーズ俱楽部アート農園来場人数:150人以上(確認可能者数)
◆主催
こどもたちの夢の花を咲かせようプロジェクト(事務局/美園ファーマーズ俱楽部)
イベント開催の背景
コロナ禍で失われた人々のつながりを再構築し、子どもたちに自然とアートの美しさを体感してもらうことが、このフェスティバルの主な目的でした。自然との調和の中で、参加者は感性を磨き、持続可能な食の未来への理解を深める機会を提供したいという想いがイベントのコンセプトです。
フェスティバルのプログラム
畑deアート:
麦アートの完成を祝うこの日、農園は自然素材を使ったアート作品で彩られました。メインイベントであるドット野菜アートは、天然の麻や藁でカラフルなポンポンを作り木の枝に差して「ドット野菜」とし、
芸術祭の共通テーマ「わたしたち」をドット文字で表現!『 I . W E +』の文字は【私(アイ)ドット(ラヴ)私たち(ウイ)プラス(ウェルビーイング)】を表現しています。
音楽とダンス:
地元のダンシングチームの子どもたちと音楽アーティストのコラボレーションによりダンスと歌のパフォーマンスで来場者を魅了!
マルシェとワークショップ:
ものづくりアーティスト体験・販売やMFCの「畑の学校」に通う子どもたちの野菜販売等の6つのマルシェブースと、2台のキッチンカーが大好評、参加者で賑わっていました。
シャボン玉パフォーマンス:
シャボン玉パフォーマーである「シャボン玉オヤジ」さんによる華麗なパフォーマンスは会場の農園を幻想的に彩り、子どもたちが夢中です!
畑de野点:
MFJ(美園ファーマーズ農業女子部)のメンバーによる出店の「畑de野点」は、本格的なお抹茶体験を通じて、日本の伝統と自然の美しさを学び、親子で楽しんでいる様子が伺え、「こんな体験させたかった!」の声があがっていました。
プロジェクトの深い意義
「農×アート」のプロジェクトは、「子どもたちの夢の花を咲かせること」を目指しています。今回のプロジェクトでは、麦畑の土づくりから、麦まき、麦踏み、ボンボン野菜の文字づくりに至るまでの農作業プロセスを通じて、子どもたちの感性を育み、自己決定能力を身につけて欲しいという願いを込めています。
持続可能な食と地域社会
また、このフェスでは、持続可能な食の未来と地域社会の絆の重要性を強調しています。農とアートの融合をより多くの人に知ってもらうことで意識を高め、食の大切さや地域連携の絆を強くすることで、未来に向けた協働の努力を呼びかけました。
スポンサーの皆様への御礼
今回のフェスティバルを成功させるため、多くのスポンサーに支援して頂き、皆様のおかげで、この特別な日を実現することができました。
スポンサードしてくださった皆様の多大なサポートと協力に深く感謝申し上げます。
今後の展望
このイベントを通じて、ご参加頂きました全ての方々に自然とのつながり、食べ物への感謝、アートの持つメッセージ性、コミュニティの力を再認識する機会を創ることができました。
農とアートのユニークな組み合わせが、わたしたちの生活に新たな意味をもたらす願いを込めて、次世代への希望を育む種をまき、この種が未来に向けて芽吹き、豊かな実を結ぶことを願っています。
プロジェクトチーム
本プロジェクトは、美園ファーマーズ俱楽部(MFC)代表の高田靖子をプロジェクトリーダーに、地域の子育てママでアートクリエイターの杉崎智美さん、佐藤まゆみさん、音楽コーディネーターの山火彩香さん、畑deアート責任者の小林規男(MFC)さらに総勢30名近くのボランティアの皆さんと共に進められました。
最後に
畑deアート・フェスでは、イベント当日までの参加準備から多くの人々との協力を通じて実現しています。参加したすべての人たちが農とアートの融合により「わたしたち」が「つながり」を深め、ウェルビーイングを体感することができたのであれば幸いです。
今回のイベントは地域社会における人と人との絆を深め、自然との調和を体感するための素晴らしい機会でした。このイベントが提供した経験は、私たちが日常で忘れがちな大切な価値を思い起こし、農・食・地域コミュニティの力を再確認させるものでした。
「農とアートの融合」の可能性は、私たちの生活に新たな色彩と意義をもたらし、持続可能な未来への希望を育てて行くことと確信しています。