2020年8月16日(日)
第12回アグリジュニア講習@若谷真人農園
こんにちは!
美園ファーマーズ倶楽部(MFC)事務局の紅緒です。
今回は、第12回アグリジュニア講習の
活動報告です!
アグリジュニア講習は「本気で農業を学びたい」
という本格農業志向の人に向けた
有資格農業学習プログラムです!
→詳しくはこちら
アグリジュニア講習は埼玉県浦和美園にある
若谷真人農園にて開催しています。
→若谷真人農園とは?
今日の講習は遅い梅雨がやっと明けたと思ったら
連日の猛暑、夏最盛期の真っただ中!
という感じでした。
夏は心も体も身軽になれるので大好きなのですが
ここ数年の暑さは身の危険の感じるほどなので
日中帯はうだってしまいますね。。。
ただ、夏の夕方や夜の散歩は大好きです♪
さて、夏季のアグリジュニア講習は
サマータイムとして朝8時から活動しています♪
が、早朝でも既に耐え難い暑さ・熱さです(泣)
畑の景色も、初夏の新緑の時期と比べて
少し景色が変わって来た気がします。
畑の野菜たちも若々しい黄緑色から
深みががった緑が増えて来ました。
![](https://misonofarmersclub.jp/wp-content/uploads/2020/08/e89426b6eaab59424768acb6c7831a25-768x1024.jpg)
人間のライフサイクルと同じで
畑も四季の流れとともに姿形を変えていきます。
そうした畑の様子を見つめるだけでも
自分に流れる時間に目を向けることができます。
ところで、最近の悩みは農作業中の立ち眩み!
段々分かるようになったのですが、貧血の時は
周りの景色が白っぽくなり、まぶしく輝き始めて
光に包まれたような感覚に陥ります。
でも、それが危険!!
そんな時はすぐに、風通しの良い日陰に行ったり
シッカリ水分補給をして下さいね。
無理は禁物です。
ちなみに、水分補給にはお茶ならただの緑茶や
麦茶ではなくミネラル成分が含有されている物
を選びましょう!
ただのお茶だと利尿作用が高いので
脱水症状を誘発しやすくなってしまいます。
また、スポーツドリンクの場合も薄めずに
飲むほうが熱中症予防には効果が高いそうです。
(糖分取りすぎにはご注意!)
さて、作物たちも同じです。
暑さ対策として前回、播いたニンジンの種の上に
もみ殻をかぶせたり、刈り取ったトウモロコシを
土の上に置いて温度上昇を防いだりしましたが
その後どうなっているのでしょう?
筋(すじ)播き上のもみ殻が芸術的な美しさだと
思ったニンジンは...
あれれ、2週間経つのに発芽していない!汗汗
![](https://misonofarmersclub.jp/wp-content/uploads/2020/08/b01dd03b90531284cbeb9b738b930014-768x1024.jpg)
若谷先生から発芽が遅すぎるので
再度、播き直しをするよう指導が入りました!泣
若谷センセー!!
野菜は愛情だけでは発芽してくれないのですか!
なぜですか!
私が野菜だったら愛で即発芽しますよ!!!!
とまぁ冗談はさておき、発芽しないのは
気候のせいだけなのか?
何か別の原因も有るのではないか??
上手く行かなかった要因はアレコレと
色々思いつくのですが
すぐに実証することは難しいです。
ですが明確なのは、一方的に、自分本位に
見た目綺麗にタネを蒔けたな!と思ったり
よし!たっぷり水やりしたぞ!と思ったり
実は野菜の立場には立っていなくて
もっと他に大切なことを見落としている故
条件が整わず発芽しなかったのです。
これって、まさに恋愛と同じ!(笑)
相手が求めることを理解しようとせず
一方的に自己満足的なアプローチをして
あなた何もわかってないのね!
サヨナラ!と言われるアレです。
野菜づくりも同じで、試行錯誤しながら
失敗を重ねながら、少しずつノウハウを
身につけて行くことで野菜との距離が
縮まっていきます。
![](https://misonofarmersclub.jp/wp-content/uploads/2020/08/652a8d58224451e3490ba805c021d812-768x1024.jpg)
成功は失敗の数に比例し
「失敗はチャレンジの数に比例する」
と言いますから...農作業では
トライ&エラーをモットーにしています!
そして、今回のメイン講習は
・キャベツ類(新藍、サボイ、カーボロネロ)
の定植(苗植え)
・ブロッコリー、カロフラワー類
(カリフローレ、カリフラワー、ブロッコリー
スティックセニョール)の定植
です!!!!
まだこんなに暑いのに
秋冬物野菜の準備です。笑
さながらアパレル業のよう・・・
キャベツやブロッコリーの畝づくりでは
暑さにやられて「エイヤー!」と強引に
耕して苗植えしてしまったのですが・・
(決して早く終わりたかった訳ではありません!
これがもう若谷先生にはバレバレ。。
畝を見るやいなや「雑!」の
一喝が入りました。
![](https://misonofarmersclub.jp/wp-content/uploads/2020/08/6ed5e9650c45d700044c3a3cc607d27f-768x1024.jpg)
キャベツやブロッコリーの畝は少し高めに
ベッドのような畝にしつつ、表面は平たく
仕上げないと、よく育たないのだそう。
最近畝作りは本当に職人技だと思えてきました。
若谷先生や森川先生はいとも簡単に美形の畝を
作るのですが、私の作る畝はまだまだイビツです
でもこれが個性や!多様性や!!
畑のダイバーシティや!!!
と自分に言い聞かせて
鍬をぶん回しています。(笑)
また、継続栽培中のナス、ピーマン
モロヘイヤ、トマト類、キュウリ
ネギに、追肥や土寄せ(ネギのみ)をしたり
誘引の調整を行いました。
↓の写真はモロヘイヤですが、良好な日差しで
大きくなりすぎたのか、もはや小さい木です。笑
![](https://misonofarmersclub.jp/wp-content/uploads/2020/08/c7a940832680976844e0963024259de3-768x1024.jpg)
誘引の調整は特に南側に伸びる葉の勢いがすごい
のでやることにしました。
農作業をやっていて思うのは想像以上に日当たり
に気を遣うということです。
アマチュア農業女子紅緒としては
「日陰じゃなければいいっしょ!」
くらいのユルさで考えていましたが
これは全くの論外と言っていいほど
ダメだということがわかりました(笑)
野菜の栽培に日光は不可欠ですが、それ以上に
「日光のバランス」が重要なのです。
・朝日はどのくらい当たるか
・伸びてきた他の野菜の影に隠れないか
・西日は当たりすぎないか・・・etc
本当に、繊細です。
![](https://misonofarmersclub.jp/wp-content/uploads/2020/08/c346e05862adf398bedb2b94fcbbf1e9-768x1024.jpg)
今回の作業はいつにも増して厳しい暑さでしたが
そんな中でも収穫が楽しみです♪
果菜類は収穫期間長いため
まだまだ実りが続きそうで、畑に足を運ぶ
モチベーションになりますね♪
収穫が終わって姿を消した夏野菜たちが懐かしく
何だか寂しいなぁとちょっぴりセンチな
気持ちも感じた真夏の農作業でした。
というわけで今回は
第12回アグリジュニア講習の活動報告でした!
最後までお読みくださり
本当にありがとうございました。
============
美園ファーマーズ倶楽部(MFC)では
農業をやってみたい!という方に向けた
本格農業講習やちょこっと農業体験を主催しています。
興味がある方は下記よりお申込み頂くか
MFC公式LINEまでお気軽にご連絡ください♪
【お申し込みはこちら】
本気で農業(アグリ資格認定)
ちょこっと農業体験
【LINEでのお問い合わせはこちら】
※LINEをお使い頂いていない方は
下記問い合わせフォームまでご連絡ください。