枝豆の〇〇が野菜作りに役立つ⁉︎

2021年5月8日(土)

枝豆の〇〇が野菜作りに役立つ⁉︎

こんにちは!
美園ファーマーズ倶楽部(MFC)の紅緒です♪


今日は神奈川県川崎市の宿河原で開催した森川農園でのちょこっと農業体験の活動報告です。
今回の体験では枝豆栽培がもたらす意外な効果を学んだのでシェアしたいと思います!




いよいよ初夏!という天気で気持ちの良い農業日和でした。
森川農園では無農薬栽培をしているので、畑でつまみ食いもしちゃいました(笑)



今回の体験内容は・・・・


・きゅうりの苗植え&合掌棚づくり
・ズッキーニの苗植え
・ナスの苗植え
・マリーゴールドの苗植え(センチュウ除け)
・絹さやえんどうの収穫(つまみ食い)
・間引き(ラディッシュ、小松菜、ルッコラ)


という内容でした!MFCの農業体験は2時間を目安にしているので、初心者の方でも、お子様連れのファミリーでのご参加でも無理なく安心してご参加いただけます♪



さて、タイトルにもあるように今日の作業での一番の学びは「枝豆は意外な効果によって野菜栽培にとっても役に立つ!」ということです。もちろん今回もモリモリ先生に教わりました!(笑)
いつも学びある体験農業をありがとうございまーす♪




では枝豆の何が野菜の栽培に役立つのか?それは・・・
枝豆を育てることが周囲の野菜にとっては肥料代わりになるということです!!!



どういうメカニズムなのでしょうか?詳しく聞いてみると、枝豆は自らが成長するために空気中の窒素を葉から取り込んで自分の根っこに行き渡らせています。ちなみに窒素というのは肥料に含まれる代表的な成分で肥料の3要素である「窒素・リン酸・カリ」の一つです。



窒素は葉緑素の素となる成分で、主に作物の葉を大きく育てる効果があります。欠乏してしまうと野菜の成長が遅れて葉色が黄色がかってくることがありますが、逆に過剰に与えてしまうと軟弱になってしまうので注意が必要です!
また、窒素成分を含む代表的な肥料には、硫安や尿素などが挙げられますが、なんと枝豆で代用できるんですね〜!




人工的な肥料を使わずに野菜そのものが共鳴し合って互いの成長を促す。なんとサステナブルなモデルでしょう・・!改めて野菜に秘められたチカラを実感した瞬間でした。肥料代も浮いて枝豆も収穫できる!しかも、初夏の季節に枝豆を植えておけば夏になったら枝豆とビールでカンパイできるという最高の一石二鳥です!!!笑



枝豆はどんな野菜とも相性がいいので、家庭菜園やプランターをやっている方はぜひ試してみてくださいね♪浦和美園の体験農園畑でもジャガイモの株間に枝豆を植えて天然の肥料を補給しています。




そのほか、今日は絹さやの撤去に伴い収穫をしてお土産として持ち帰りました♪




とれたてなので、そのままドレッシングにかけても、さっと茹でてマヨネーズ等であえても美味しく食べれます。私は最近ぬか漬けにハマっているので絹さやのぬか漬けにチャレンジしてみたいと思います♪



というわけで、今回はちょこっと農業体験@宿河原の活動報告でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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