ひまわり畑づくり＆野菜苗植え体験

こんにちは！
美園ファーマーズ倶楽部（MFC）の紅緒です♪

今回は先日開催したスポット体験のひまわり畑づくり＆野菜苗植え体験の活動報告です！
→ちょこっと農業体験とは？

今回はひまわり畑で迷路を作ろう！という目標のもと、そのための種まき作業と、野菜の苗（ナス、ズッキーニ、ししとう他）の植付け体験をしていただきました！そして今日は女の子の参加が多め！私も農業女子として女子力高めに頑張っていきまーす！！笑

ところで、このちょこっと農業体験を開催している浅子ファームの畑には田んぼに水を引くための水路があります。この水路は初夏になると水が流れるのですが、最近水が入ってきて、水路や田んぼに生き物の姿が見え始めました！

この水路はアスファルトで整備されたものではなく、土溝でできているので生き物が沢山います。最近よく見るのはアメンボ、ザリガニ、カエル、小さい魚（カダヤシ）、ヒメゲンゴロウという小さなゲンゴロウまで見つけました！

この辺り一帯は見沼田んぼと言われていて、もともと豊かな生態系があり、沢山の生き物がいます。近くの農家さんからは野ウサギやいると教えてもらったり、なんと運が良ければオオタカも見かけることがあるとか！都心から近くでこんなに自然豊かな場所も珍しいです。MFCが活動拠点としてこの浦和美園を選んだのも、そうした都心からのアクセスの良さや自然の豊かさに惹かれたということもあります。

さて！では今日の体験であるひまわり畑作りからスタートです！今日の体験で種まきしたのは、サンリッチフレッシュオレンジとミニひまわりという品種のひまわりです！8月には大輪の花が咲きます♪ここで今回まいたひまわりの花言葉をご紹介！

サンリッチオレンジの花言葉：「未来をみつめて」

ミニひまわりの花言葉：「崇拝・敬慕・愛慕・憧れ・あなたを見つめる」

なかなかロマンチックではありませんか！？どちらのひまわりも、見つめるというのがキーワードで、大きな大輪のひまわりがこちらを向いている姿を想像しますね♪見頃の8月を迎えた頃にいったいどのくらいの花を咲かせてくれるのか、今から楽しみです。

バラに本数別の花言葉があるのは有名ですが、実はひまわりにもあるのはご存知ですか？

・１本・・・「一目惚れ」
・３本・・・「愛の告白」
・７本・・・「密かな愛」
・１１本・・・「最愛」
・９９本・・・「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」
・１０８本・・・「結婚しよう」
・９９９本・・・「何度生まれ変わってもあなたを愛す」

なんだかドキドキしてしまうような花言葉ですね！ひまわりは一途な思いを伝えるのにうってつけの花なので告白やプロポーズの際にもおすすめなんだとか♪

というわけで、体験では早速種まきからやっていただきました！キッズたちも種まきは初めての体験だったようで、かなり興味津々！一粒一粒丁寧に手に取りながら土にタネをまいていく姿が一生懸命でなんとも可愛らしかったです♪

タネを一通りまき終えたら、最後に不織布のシートをかけて、種まきした場所を保護しました。

この不織布、農作業ではよく使うのですが、主に種まき後の野菜を管理するに使います。というのも、土が乾燥すると発芽が促進されにくく、種をまいたら不織布を被せて土の乾燥を防ぎ、発芽を促がすというのが定番の使い方です。

また、発芽してからも不織布は役立ちます。通気性が良く保温効果があり、鳥や害虫から作物を守るのに重宝します！実はひまわりの種は鳥の大好物。今回の体験ではかなりの数をまいたので、不織布をかけておかないと鳥にとっては食べ放題の出血大サービスになってしまう恐れが（笑）

なのでしっかりと不織布をかけて、種まき作業を終えました！私も農業を覚える前は不織布？なに？マスクのこと？なーんて思っていましたが、野菜づくりでは超メジャーなお役立ち道具なのです。生分解性不織布を使用すれば土にも還るので、エコで環境にも優しく野菜をづくりを楽しめます♪

続いては野菜の苗植え作業を体験いただきました！
今回植えたのはナスやししとうですが、キッズたちはどうやら苗植え作業が大変お気に入り！自分で土を触り、苗をつかみ、水をやる。わたしが植えているんだ！という自分ゴト化を無意識に感じているのかもしれません。

農業体験では子供達は本当に積極的です！その姿に私たちフタッフもいつも元気とパワーをもらっています。普段は大人しい子も、畑にくると元気いっぱいで駆け回り大はしゃぎするという子も沢山います♪こんな世情だからこそ農業体験は、こども達の心も体も開放してくれる楽しい機会だと感じています。

野菜の苗植えでは、やっぱりマルチシートの穴あけ作業が人気！笑
自分の力でやった！という達成感があるのか、最初はうまくできなくてもみるみるうちにコツを掴んであっという間に綺麗に穴を開けられるようになる姿をみて、やはりのこども成長はものすごいスピードだな〜としみじみ。最初はみんなできなくて悔しがります（笑）

きっと子供たちは無意識にうまくできなかったことを、悔しく思い、なぜできなかったのか？どうすればうまくいくだろうか？ということを瞬時に考え、次の瞬間にはもう行動でその仮説を検証しているのでしょう。これってまさに「PDCA」ですよね！

キッズが苗植えをする姿をみて、そのPDCAサイクルの速さに感心するとともに、ビジネスパーソンである私たちもキッズたちの主体性や改善スピードには学ぶものが沢山あるなぁと改めて思いました。そして何より農作業でそうした子供たちの潜在能力を開花させるポテンシャルを改めて感じました。

子供のビジネスマインドや起業マインドを農業で養う！なんてプログラムも開発できそう！と思ったのでした。

こどもたちが楽しむのはもちろんのこと、大人も童心に返って楽しめるのが体験農業の魅力です。また、野菜づくりは子育てと同じ。という人もいます。水や肥料をあげすぎてもだめ、でも成長にするのに足りないのであれば手を差し伸べる必要もある。あくまでも野菜が自分のちからで育つのを、人間はサポートするだけ。

今回参加してくださった、お父さんお母さんも、もしかしたらそんなことをふと感じたのかもしれません♪ちなみに私は早く収穫して美味しくたべたい！！！！と、本能のままに思っていました（笑）

作業の最後には仕上げの水やりで、この水やりも大人気！（ジョウロは買い足しておきます！スミマセン！）みんな自分が植えた苗にしっかり水をあげて育てたい！という思いが芽生えたのか、もうワクワクです。やったことない事をは全部やりたい！という好奇心もあってジョウロだけでなく長ーい柄杓でも水やりにチャレンジ！

水路から水を汲んで水をあげるという作業だけでも、新しいことへの挑戦する楽しさを感じてくれたようで嬉しいです♪