収穫&実食体験(じゃがいも&枝豆)

2021年7月3日(土)

収穫&実食体験(じゃがいも&枝豆)




こんにちは!美園ファーマーズ倶楽部のフーミンです♪
先日2日連続で収穫&実食体験を開催しましたので、その様子をブログにて公開します。


1日目:じゃがいも掘り&畑でじゃがバター体験



まず1日目はじゃがいも収穫体験!あなたはじゃがいも掘りをした事はありますか?私は小学生の頃に学校の授業でやったような記憶があります。


じゃがいもは花が咲き、株が枯れ始めてきた頃が収穫どきです。一見するともう萎れてしまい葉っぱを散り散りになっているのでそこにじゃがいもの気配は感じないのですが、これがびっくり、掘るとゴロゴロじゃがいもがとれるんですね〜




じゃがいも掘りはさながら「宝探し!」土の中からじゃがいもが顔を出すと、大人も子供も、ワクワクした顔になって一心不乱に掘りはじめる姿にスタッフもワクワクした気持ちになりました♪


さて今回収穫したじゃがいもの種類は…
・インカの目覚め(黄色)
・アンデスレッド(赤色)
・シャドークイーン(紫色)
・ノーザンルビー(赤色)
・紅あかり(赤色)
・きたあかり(黄色)

という6種類でした!





子供たちが夢中になって掘る姿や、掘れたじゃがいもを仕分けする姿をみて、主体性とは楽しさから生まれるのだなぁと感じました。大人になるとどうしても仕事としてやらねばならない。と割り切ってついついその中で楽しさを見つける事を忘れてやさられになってしまいがちですね。


子供たちが夢中で目の前のじゃがいもを掘る姿を見て、楽しくやる事が主体性に繋がるのだなぁとしみじみ感じました。


ここ掘れワンワン!


ここ掘れワンワン!!



そして今回は収穫だけでなく、畑でその場でとれたてを味わってもらうというイベントでもあります!というわけでMFCの新兵器(ちょっと高めのカセットコンロ)を使っていざ実食!ちなみにこのコンロ、火の力が強く風が吹いても火が消えず、ケースも風除けとして使えるのでさらに消えにくい構造になっています!





さてさて、とれたてのじゃがいものお味はいかがかな〜?



いやー、ほんとに、ホクホクですねぇ!(語彙力)今回の収穫では彩りあるじゃがいもたちを収穫したので、調理するとその色鮮やかさが際立ちます。これはシャドークイーン(紫色のじゃがいも)をふかして焼きじゃがにし、チーズをかけた一品ですが、目にも美味しい一品でした♪


自ら収穫し、そのとれたてを家族や仲間と一緒に食べるという美味しさが少しでも伝われば嬉しく思います。

というわけで、1日目はじゃがいも掘り&畑で実食体験でした♪



2日目:枝豆収穫&畑で茹でて実食体験



いよいよ梅雨入りという感じで、前日までの天気予報はなんと「降水確率100%」。確実に延期か〜と思いつつも、早朝から畑の準備へ・・・ところが、あれ、なんか晴れてない?なんか、小鳥のさえずりさえ聞こえるぞ・・??



もしかして、雨降らない・・?
前日から警戒していたものの、まんまと天気予報にやられまして、無事開催できましたー!ワーイ!もしくは、参加者の中にとんでもない晴れ人間がいたのでしょうか!?なにはともあれ、農業は自然との共存。一喜一憂してはいけないとわかっていつつも、梅雨時は天候に振り回されて落ち着かない季節です。


今回は読んで字のごとく、えだまめを収穫し、畑でとれたてを茹でて実食して頂くイベントです!スーパーや直売所で「とれたて」と書かれている枝豆を見た事はあっても、さすがに畑で茹でて食べるという経験は中々ないのではないでしょうか!MFCのとれたては業界最スピードクラスであると勝手に自負しております!笑





また、夏といえば枝豆!枝豆といえばビール!というように、枝豆を身近に感じる今日この頃ですね。そんな枝豆に期待を膨らませつつ、早速収穫開始です!


まずモリモリ先生から収穫のコツをレクチャー。枝豆を収穫するときはさやだけを摘まずに、えだまめの株を根っこごと引き抜きます。そして引き抜いた株から丁寧にハサミで葉っぱを切り落として行きます。





枝豆は枝ごと収穫して持ち帰るのが、新鮮さを保つコツ!枝からさやをとってしまうと、そこから鮮度が落ちていくので要注意。また、モリモリ先生からはこんな豆知識も(枝豆だけに)。枝豆を収穫する際に、株ごと引き抜くと根っこにBB弾のような白くて丸いものがツブツブがついています。


一見気持ち悪いツブのような物体なのですが、これは根粒菌(こんりゅうきん)といって枝豆の生育には欠かせないものなのです!この小さなのツブ中には、根粒菌(こんりゅうきん)と呼ばれるバクテリアの一種が寄生しており、宿主である枝豆(マメ科植物)が光合成をして、光合成産物を根粒菌に与えます。




根粒菌はそのエネルギーを使って大気中の窒素をアンモニアに変える“窒素固定”を行い、固定した窒素を枝豆が取り込むのです。まさに共生関係にあるといえます!この根粒菌との共生の仕組みが、枝豆が窒素を生み、天然の肥料になる所以というわけです。


という事まで知った上で枝豆を収穫していると、そうした自然の営みが行われた上で、その賜物を恵みとして頂いているのだなぁという気持ちになります。子供たちも夢中で株ごと枝豆を引っこ抜き、チョキチョキしていきます。楽しいね〜!




さて、一通り収穫を終えたところで、収穫した枝豆を畑で茹でて実食します!とれたては鮮度が違うので、枝豆そのものが丸々ぷっくり太っていて、ツヤツヤしています。食べ出したら止まらないですね〜!ビール片手にパクパクいきたいものです!





ひと作業終えたあとの食事は格別ですね〜!実食体験はスタッフや参加者同士の会話もはずむひと時です。MFCのビジョンは「つながりが生むポジティブ・アグリ・ライフ」ですので、農を起点として人や自然とのつながりを感じて頂く事を第一にしています。今回のイベントで少しでもそのような「つながり」を感じて頂けたら嬉しく思います。





というわけで、今回はじゃがいも掘り&枝豆収穫体験の活動報告でした!



============
美園ファーマーズ倶楽部(MFC)ではさいたま市の通称見沼田んぼと呼ばれる一帯の浦和美園地区を拠点に、農業をやってみたい!という方に向けた本格農業講習やちょこっと農業体験を開催しています。


興味がある方は下記よりお申込み頂くか、MFC公式LINEまでお気軽にご連絡ください♪

【お申し込みはこちら】
本気で農業(アグリ資格認定)
ちょこっと農業体験

【LINEでのお問い合わせはこちら】

友だち追加

※LINEをお使い頂いていない方は、下記問い合わせフォームまでご連絡ください。

 お問い合わせ

ブログ記事一覧に戻る
関連記事