さつまいも収穫&焼き芋実食体験

2021年10月20日(水)

さつまいも収穫&焼き芋実食体験




こんにちは!美園ファーマーズ倶楽部(MFC)のフーミンです♪
先日開催した秋の収穫イベントの目玉「さつまいも収穫&焼き芋実食体験」の様子をブログにUPします!


さつまいも収穫体験


今回のイベントはさつまいもを収穫して、さらに畑で出来立てホクホクの焼き芋を楽しんでもらうという体験です!



まずはさつまいも堀りということで、大人も子どもも目がキラッキラです!初夏にもジャガイモ堀り体験を開催しましたが、掘る系の体験は大人も童心に帰ることができてとっても楽しいものです♪



ここでさつまいもの豆知識を一つ。
実はさつまいもは土壌が悪い、いわゆる「やせ地」の方がよく育つのです。栄養分や肥料が多い土壌では「つるボケ」と呼ばれる葉ばかり茂ってイモが大きくならない現象が起きやすく、さつまいも堀りの醍醐味である「大物獲ったど~!」が楽しめないのです(笑)



「さつま」いもというように、サツマイモのルーツは薩摩(鹿児島)です。鹿児島といえば桜島の噴火によって、土壌のほとんどが火山灰層ともいわれています。なので普通の野菜にとってはやせ地でなかなか育てるのが難しい土壌と言われていますが、さつまいもにとってはうってつけの土地だったわけです。



というように、さつまいもを育てる際はなるべく肥料の効いていない「砂壌土」が理想です。その他にも粘土質など、過湿状態が続く土壌でも、つるボケになってしまうといわれています。



芋ほりの楽しさはなんといってもみんなで楽しめること!
今回も家族で参加された方がほとんどで、親子で協力しながら収穫を楽しめるのがさつまいも堀り体験の魅力ではないでしょうか♪



さつまいも堀りはつるの下を掘るとすぐに芋(塊茎)が出てきます。ですが!見えたからと言ってすぐに引っこ抜いてしまうのはNGです!



さつまいもが土から顔を出すとついつい引っこ抜いてしまいたくなるのですが、十分に掘った状態でないと、勢いあまってポキッと芋が折れてしまいます。
土に埋もれている状態だと結構しぶといのです!



なので、さつまいも堀りは見えてきてからが我慢!引っこ抜きたい気持ちを我慢して我慢して掘り進めて、芋の一番下あたりが見えてきたらスポン!と抜きましょう♪芋が傷つかないようにみんなで協力しながらやるのがポイントです。



ちなみにさつまいもを掘っているとほぼ100%の確率で手に落ちない謎の土汚れが付きます(笑)これはさつまいもに含まれる成分の「ヤラピン」が原因です!このヤラピンはさつまいもが傷ついたり、つるから切り落とした際に白いベタベタした液体として出てきます。




これが厄介なのは水で洗っても落ちないことです(食べることに問題はありません)。落とすには食器用洗剤で汚れを浮かせて洗う必要があります。手が荒れやすい人はお風呂に入るときにじっくり洗い落とせば自然と落ちていきます。



でも、掘っていると夢中でそんなこと全然気づかないんですよねー!もう、大人も子どもも、ここ掘れワンワン!状態です笑



今回掘ってもらったのは紅あずまという品種です。皮の色は少し紫がかった濃い赤色で、果肉の色が黄色いのが特徴です。また繊維質が少なく、蒸したり焼くとホクホクとネットリの中間タイプのサツマイモで、みなさんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?




さつまいも堀りは株によって大きさが倍以上違ったり、同じ株からでも巨大芋があったり小ぶりな芋があったりと、見つけた時のインパクトがありジャガイモ堀りとは違った楽しさがあります♪



土いじりによる幸せホルモン分泌(セロトニン)もあり、癒し効果も高いといわれていますが、参加者の皆さんの楽しそうな笑顔が何よりの証明ではないでしょうか!



畑で焼き芋実食体験


さて、今回のさつまいも収穫体験はなんと、芋掘りだけでなく畑で「焼き芋実食」つき体験です!!!!
焼き芋ってなんだか非日常感がありますよね~。冬になって焼き芋屋さん車が「や~いきも~♪」とやってくるだけでテンション上がりますよね?(私だけ?)



焼き芋づくりはのSTAFF「おこし」おじさんが丁寧に丁寧に焼いてくれました!「おこし」おじさんは農家のおじさんではありません!
「焚き火がプロ級のキャンプ研究家」です!!火起こしなんてお手の物。というわけで、今回の焼き芋づくりは専任でお願いしました!笑



とっても気さくなので、ぜひ皆さんも焼き芋のコツ、聞いてみてください!優しく丁寧に教えてくれますよ~♪



焼き芋に使ったさつまいもは起こし堀りたてのものではなく、事前に掘っていたものを焼きました。というのも、さつまいもはとれたてだと硬く、糖度も低いのですが泥が付いたまま2週間ほど風通しの良い場所に置いておくことで糖度が増します!



なので今回は事前に掘っていた糖度マシマシのさつまいも使って焼き芋をつくりました♪新聞紙を濡らしてさつまいもを包み、さらにその上からアルミホイルで包むことで中がしっとりホクホクに焼けます♪

ねっとり感がたまりません!



焚火で作る焼き芋は風情もあって美味しさが増しますね♪
ほんとは火起こしから体験頂くのも楽しいものですが、今回は芋堀りとセットの体験なので、キャンプ研究家であるおこしおじさんが企画してくれるであろう、キャンプ体験の方に期待です!!


みなさん、芋掘りのひと仕事を終えた後の焼き芋は格別だったようで、おいしく食べてくださいました♪



ぜひおうちでも、秋のおいもを楽しんでみてください。
おうちで簡単焼き芋を再現するには、濡らしたキッチンペーパーで芋を包み、その上からラップをして電子レンジを低温に設定してじっくり10分くらいレンチンすると、しっとりホクホクになります♪ぜひお試しください。



というわけで、今回はさつまいも掘り&焼き芋実食体験の活動報告でした!



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